【現役美容師も実践!】簡単ツヤツヤ髪にするマル秘術教えます☆
カラー
2019.08.30
このコラムを読み終わるまで約5分です。
こんにちは!【Euphoria銀座本店】トップスタイリストの斎藤です。
理想の髪型にするためのデザインとしてのカラーリングや、毎日のお手入れを楽にするためのパーマ・ストレートなど、今やほとんどの方がされていて、髪の毛に負担をかけていると感じている人も多いはずです。
でもいつも行く美容室で働いている美容師さんは髪の毛が何故かツヤツヤしてる!なんて思ったことありませんか?
今回は美容師だからこそ教えたい!カラーリングやパーマをしてもキレイな髪を保つ方法を教えます☆
目次
まずは髪の状態を状態を知りましょう☆
髪の毛は頭皮から生えた根元付近の部分が健康毛と言われています。
カラーリングやパーマなどの薬剤施術がされていない箇所はキューティクルの損傷もなく髪内部のダメージもほとんどないので、ツヤがありハリコシのある健康な状態といえます。
では、髪のダメージは何が原因で進んでいくのでしょうか?
自分の髪の毛はどうなのか確認しましょう。
①カラーリングやパーマ・ストレートなどの薬剤ダメージ
髪の毛の形状を変えたり、色を変えるために使用されるのが薬剤です。
日本は、海外よりは負担の少ない薬剤が多いといわれていますが、それでも繰り返し薬剤を髪の毛に作用させることで大きなダメージへと変わっていきます。
【カラーリング】は髪のメラニン色素を薄くして明るくするための成分と、明るくなった部分に色味を入れる成分が同時に出来る薬剤です。希望の色が明るくすればするほど髪のダメージに大きく関わってきます。
特にブリーチは最近の透明感カラーやハイライトでも良く使われますが、カラーリングの中でも最もダメージに繋がります。
ブリーチ後の髪の毛は、メラニン色素だけではなくキューティクルや髪内部の組織の破壊される為、その後の施術にも影響が出てきます。暗くしようとしても色がすぐ抜けて明るくなってしまったり、ダメージが大きいため、パーマやストレートなどの髪内部に働きかける薬剤の施術は出来なくなるケースが多いのです。
【パーマ】は種類によっても髪に与えるダメージレベルに差が出る施術です。
コールドパーマは、薬剤のみでカールを作るのパーマの中で最も負担の少ない施術です。
作りたいカールの大きさに合わせたロッドを髪に巻きつけ、パーマ1液をつけることで髪内部の組織を組み換え形を作っていきます。形が出来たところでパーマ2液をつけて形を固定し、髪内部を安定させます。
かかりにくい髪質や巻き髪の様な大きなカールを出したい場合はデジタルパーマでかける場合があります。
デジタルパーマは薬剤+熱作用を使って、コールドパーマよりも長持ちしやすく乾かしてスタイリングする際もカールがキープできる特徴があります。
ただし、熱作用を加えることで薬剤のみのコールドパーマよりも髪のダメージは大きくなります。
薬剤+熱作用を使ったパーマの方法はもう一種類あります。
それが【縮毛矯正】や【ストレートパーマ】です。
日本は梅雨時期に湿気が多く、髪に水分が余計に含まれると膨張しうねりや広がりを感じます。日本人の7~8割はクセが気になるというくらい多くの方のお悩みの一つです。
縮毛矯正やストレートパーマは薬剤によって髪内部の組織を柔らかくし、ストレートアイロンでまっすぐに伸ばすことで、クセや広がりに対してまっすぐの髪の毛を作ることが出来ます。
一度かけたところは真っすぐをキープできるのも特徴です。
ですが、縮毛矯正やストレートパーマで使われる薬剤はパーマよりも作用が強いものが多く、さらに加える熱の温度もデジタルパーマが60℃から90℃に対して、180℃前後と大きく変わります。
その為、同じ薬剤+熱作用のパーマでもダメージレベルは大きくなります。
②シャンプーによるダメージ
薬剤負担はないのに、髪のパサつきや乾燥が気になる方はシャンプーによるダメージかもしれません。
髪の毛を綺麗に清潔に保つ目的のシャンプーですが、なぜダメージに繋がるのでしょうか?
それはシャンプー剤に含まれている洗浄成分によって髪のタンパク質が溶け出しているからなんです。
洗浄成分は界面活性剤といい、主に泡立ちを良くし汚れを落としやすくする効果があります。
シャンプーに使われる界面活性剤にも種類があるのはご存知でしょうか?
市販シャンプーのほとんどは【石油系界面活性剤】といわれ、洗浄力が高く泡立ちもよいもので原価が安いなどという特徴があります。
また、ここは、最近では【アミノ酸系界面活性剤】も市販シャンプーでよく見かけるようになりました。これは、アミノ酸からつくられた洗浄成分で、適度な洗浄力で髪の地肌の潤いを保つことが出来ます。
髪の毛のケアを目的にした【タンパク質系界面活性剤】は、コラーゲンやシルクなどのタンパク質からできた界面活性剤で控えめな洗浄力ではあるものの、髪のダメージをケアしながら洗える洗浄剤です。高価ではありますが、それだけ価値のあるシャンプー剤だといえます。
その他にも様々な洗浄成分がありますが、髪の状態によっては洗浄成分はが高いものを使用することで、タンパク質が流出し、毛先の乾燥やパサつきに繋がってきてしまうので注意しましょう。
③スタイリング方法によるダメージ
毎日のスタイリング方法によっても髪に負担をかけてしまう事があります。
一つは髪の毛の半乾き状態からくる乾燥ダメージです。
シャンプー後は髪の毛をしっかり乾かしていますか?
半乾きの状態は水分によって髪の毛が膨らんでいる状態です。また、そのまま自然乾燥してしまうとキューティクルが開いたままで乾燥するので、髪内部を守るバリア機能が少ない状態となります。。その時に枕や洋服などの外的要因と摩擦が起こることでダメージに繋がります。
髪が濡れているときはしっかり乾かす様にしてください。
また、スタイリングの際に使用するコテやストレートアイロンも熱ダメージが出やすい原因の一つです。
極端に高温にして使用するのは髪の毛のダメージに直結します。だからといって低温で使用しても形が付かず、長時間髪に熱をあてるのも熱によるたんぱく質変性を起こしてしまいます。
事前に洗い流さないトリートメントで髪を保護した上で、適切な温度で使用することオススメします。
髪のおすすめケア方法☆
髪の状態が分かったところで、どんなケアをしていいのかが分からないという方は、まずは、毎日使っているシャンプーから見直してみてください。
髪の毛に必要な栄養成分が入っているシャンプーを使用するだけで、髪のまとまりや手触りが良くなるはずです。
さらに、コンディショナーやリンスを使用している場合はトリートメントに変えてみましょう!
乾かす前に洗い流さないタイプのトリートメントを使用すると相乗効果となります。
オススメのシャンプー&トリートメント Aujua
Euphoria オリジナルシャンプー&トリートメント LiLi
また、スタイリングに使用する道具にこだわるのもいいでしょう。
今話題の高級ドライヤーを使用すると、乾かすだけでまとまりしっとりした質感の髪が完成します。
コテやストレートアイロンも髪に負担の少ない遠赤外線効果のあるものを使用するのがオススメです。
【ドライヤー】 レプロナイザー
参考元 https://bioprogramming-club.jp/collection/repronizer3dplus
ホリスティックキュアシリーズ
【コテ・アイロン】 ヘアビューロン
参考元 https://bioprogramming-club.jp/collection/hairbeauron4dplus-curl-l
現役美容師は実践してる毎日のケア☆
では、美容室で働いているスタッフがなぜ髪の毛が綺麗な人が多いのか秘密を教えます。
単純に髪の毛をケアするのが好きだからです!
でも実は、美容師は髪の毛に負担をかけている人が多いのです。
カラーリング、ブリーチ、ストレートに加えて、毎日コテで巻いたりする人も。
それでも髪の毛が綺麗なのは、髪に良い事なら何でも試してみたくなるからです。
最低限、髪のダメージレベルに合ったシャンプー&トリートメントを選んで使っています!
毎日ドライヤーでしっかり乾かしますし、もちろん洗い流さないタイプのトリートメントも必ず使用します。
月に数回は集中ケアもします。たったそれだけなんです。
ここで一番大切なのは、髪の毛に合ったケアをするということと、毎日継続してやることです。
特にダメージのある髪に対しては、1週間に何回かではなく、毎日の習慣としてやることが大事になってきます。
毎日ケアするのが難しい方は、サロンでの集中ケア中心でカバーしていきましょう!
もし、自分に合ったケアが分からない方は担当の美容師に相談するのがオススメです。
最適な方法で毎日しっかりヘアケアをして美髪を目指して、いつまでもキレイを保ちましょう!