【髪質改善Q&A】くせ毛のお悩み解消!綺麗なストレートヘアにする方法
その他
2019.11.22
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こんにちは。Euphoria銀座本店トップスタイリストの斎藤です。
突然ですが、髪のクセは気になりますか?お悩みの一つになっていませんか?
日本人の約7割~8割はクセによる広がりやうねりを気にしていると言われています。
アジア系の髪質は太く円形で直毛が多いのですが、遺伝によるクセや湿気が多い日本の気候でうねりや広がりを感じる方も多いのです。
中には、カラーリングやパーマなどを繰り返して起こる薬剤ダメージによる広がりをクセと感じる方もいます。
いずれにせよ、キレイで艶のある髪の毛に近づけたい気持ちは同じですよね。
ここでは、ストレートパーマや縮毛矯正をかけるか?髪質改善トリートメントの方がいいのかを悩んでいる方にオススメの方法をご紹介していきたいと思います。
目次
流行りの髪質改善トリートメントとは
ここ最近よく耳にする髪質改善トリートメントですが、真っすぐでツヤツヤの写真とともに紹介されているものが多いと思います。
こんなツヤ髪になりたい!と希望してご来店されるお客様も多くいらっしゃいます。
では、髪質改善トリートメントの効果がある髪とはどのような状態なのでしょうか?
カラーリングやパーマの繰り返しによって起こる薬剤ダメージによる広がり
髪は、薬剤ダメージを受けるとキューティクルが損傷し形状が歪み、キレイな円形を保つことが出来なくなります。
髪の毛が歪むと毛先のパサつきや乾燥による広がりが起こりやすくなり、徐々に扱いにくい髪質に変化してきてしまいます。
カラーリングやパーマを繰り返しかけている方はこれが原因です。
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エイジング毛による髪の歪み
年齢を重ねると誰もが感じる髪質の変化ですが、それはエイジング毛と呼ばれる髪に変化しているからです。
エイジング毛は、頭皮の弾力やハリが失われていることによるものや、ホルモンの減少によっておこり、髪が生えた時点からダメージに弱く、うねりやゴワツキを感じるようになります。
これらの髪のうねりや捻じれ、歪みによっておこるゴワツキなどの広がりやザラザラとした手触りなどをも元の円形状の髪に戻すことで、キレイなツヤと質感へと改善するのが髪質改善トリートメントの特徴でもあります。
今まではクセが無かったのに毛先がうねる、まとまらないという方は髪のダメージによる毛の歪みからくるものが考えられますので、髪質改善トリートメントをオススメします。
ただし、元々くせ毛の方や根元からうねりが強い方はは髪質改善トリートメントでは真っすぐに伸ばすことはできません。
その場合はストレートパーマや縮毛矯正などでしっかりクセを伸ばすことが必要になります。
ストレートパーマ・縮毛矯正が必要な髪質とは
残念ながら髪質改善トリートメントでは元々クセの強い髪質はストレートにすることはできません。
その場合はストレートパーマもしくは縮毛矯正でなどの薬剤でしっかりと伸ばすことが必要です。
ですが、一度かけた部分は半永久的にストレートが保たれるので、クセで悩んでいる方は毎日のスタイリングが楽になります。
ストレートパーマか縮毛矯正にするのかは、乾いた状態のクセの出方、濡らした時のクセの出方、髪の健康状態などを考慮して最適な薬剤を判断しますが、ほとんどの方が自分では分からない方も多いと思いますので、担当美容師と相談して決めるのが良いでしょう
その際は、気になるクセの部分やどのように気になっているのかを詳しく相談してみてください。
ここで日本人に多いクセの形状はどんな形なのか?自分の髪を比較して見てみてください。
波状毛
大きい波状、小さい波状など、大きさはさまざまですが波のようにうねるタイプを波状毛と言います。
パーマをかけていないのに、ウェーブがかかったように見え、湿気の多い日には広がりやすいのが特徴です。
まとまりにくい、スタイリングしても崩れやすいという方は波状毛の可能性が高いです。
参照元 http://www.lian-hairdesign.com/hairrepair/entry23009.html
捻転毛
波状毛を強くしたような髪質で、よく見ると1本1本が捻じれてバネのような形状をしています。
髪が柔らかい人に多く見られ、太さが均一ではなく、ダメージにも弱いことが特徴でもあります。
参照元 http://www.lian-hairdesign.com/hairrepair/entry23009.html
縮毛
日本人には少ないくせ毛のタイプではありますが、髪質は縮れとねじれが細かくなっているのが特徴です。
手触りはゴワツキ、硬く感じますが、ダメージには弱く切れやすい髪質です。
参照元 http://www.lian-hairdesign.com/hairrepair/entry23009.html
混合タイプ
髪のクセは1種類とは限りません。
波状毛+捻転毛のように、生えている場所や部分的にクセが強い場合は混合タイプの髪質です。
このように一言でクセとはいっても形状や髪質によって違いがあります。
今は様々な髪質に対応できるように薬剤の種類も増えていますので、毎日のスタイリングを簡単にするためにも
うねりや広がりで悩んでいる方は相談してみてください。
ストレートパーマ&縮毛矯正Q&A
ストレートパーマや縮毛矯正をかけた際に皆さんからいただいた疑問をまとめてみました。
Q 今後ストレートスタイルしか楽しめないのでしょうか?
A 基本的にストレートパーマや縮毛矯正を1度でもかけた部分は真っすぐをキープします。
ですが、毛先をコテやアイロンを使ってカールを作ることは可能です◎また、巻くのが苦手という方には毛先のみデジタルパーマでカールを作ることも出来ます。
ただし、薬剤のみでかけるコールドパーマはカールが付きにくいため、パーマをかけるとしたらデジタルパーマをオススメします。
Q 根本が伸びてクセが出てきました。かけ直すことは出来ますか?
A 毛先にストレート感が残っていれば、根元のみリタッチで十分クセは伸ばせます。
毛先のうねりが気なってきた場合はかけ直すことも出来ますが、ダメージが大きく出る場合もありますので担当美容師とご相談ください。
Q どのくらいもちますか?クセは戻ってくるか?
A 一度かけた部分は半永久的にストレートの状態をキープします。クセが戻ってくることはほとんどありません。
Q くせは気になりますが、根本がペタンコにならないか心配です。
A 根本のボリュームが少なくなるのが心配であれば、ナチュラルストレートでふんわりとしたストレートをかけるのが良いです。また、表面の根元を少し浮かせた状態でストレートをかけることでボリュームをキープさせる方法もありますので、担当美容師とご相談ください
Q 結んだり、ピンで止めたりしてもいいですか?
A 基本的には問題はありませんが、ストレートパーマや縮毛矯正をかけて1~2日以内は避けてください。
その期間は薬剤が反応し続けている状態にありますので、跡が残りやすくなります。
Q カラーリングはどのくらい空ければしてもいいですか?
A 最近のカラーリングはダメージが少ない薬剤もありますので同時進行で染めることも可能です。
ダメージが気になる場合はトリートメントでケアをして頂くのをオススメします。
Q ストレートをかけるとダメージが気になります。でも髪の広がりも気になっています。どうしたらいいですか?
A 髪質にもよりますが、髪質改善トリートメントであれば多少の広がりを抑え、髪にダメージを与えることなくツヤのある仕上がりになります。担当美容師とご相談ください。
Q ブリーチをして脱色していますが、ストレートはかけられますか?
A 申し訳ございませんが、ブリーチ施術している髪はリスクが高く、チリついてしまう場合がありますのでストレートはかけられません。ハイトーンカラーにする場合には十分ご注意下さい。
Q ヘアケア方法は変えなければいけませんか?
A ストレートパーマは縮毛矯正をかけた髪はダメージが出る場合があります。サロンでの集中トリートメント以外にも、ご自宅でしっかりヘアケアするようにしてください。当サロン取扱のオージュアトリートメントがオススメです☆
Q どのくらいの頻度でかけるのがいいですか?
A クセの強さにもよりますが、半年に1回くらいが理想です。クセの強い方は4ヶ月前後で根元のうねりが気になってきたらリタッチするのが良いでしょう。クセの弱い方は梅雨時期に合わせて1年に1回という方もいらっしゃいます。
まとめ
髪のクセのほとんどは生まれつきのため、上手にケアしながら綺麗に保っていくことが大切です。
カラーリングやパーマなどの薬剤ダメージやエイジング現象によっておこるうねりや広がりは、ヘアケア方法の改善や髪質改善トリートメントなどにより、扱いやすい髪へ変化させることが出来ます。
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また、クセの強い方は、ストレートパーマや縮毛矯正などでまっすぐに伸ばすことで毎日のスタイリングがより簡単になります。
以前よりストレ―トパーマや縮毛矯正はナチュラルな仕上がりになる薬剤も多くなり、髪質に対しても選べるようになりました。ダメージも極力少ない形でかけられるようになっています。
前髪のみやポイントだけでもストレートはかけることが出来ます。
毎日ストレートアイロンでスタイリングしている方や、ダウンスタイルにしたいけどクセが気になるから結んでしまう方は是非一度、担当美容師とご相談してみてください!